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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

勉強

難しそう!HFNC(ネーザルハイフロー)の特徴と看護について簡単説明

HFNCとは簡単に言えば、高流量鼻カニューレバージョンであるということです。また加温加湿ができてマスクより閉塞感が少なく、ADLやQOLの向上という利点もあります。

酸素濃度は21~100%で設定でき、最大流量は60L/分です。

HFNCの適応基準

HFNCは、多少の陽圧がかかることから既存の酸素療法とNPPVの間の治療法と考えていいです。そのため高い陽圧を必要としない酸素投与全般、高PEEPを必要としないⅠ型呼吸不全、積極的な喚起補助を必要としない軽症のⅡ型呼吸不全や術後呼吸不全、抜管後呼吸不全も適応になります。また加湿目的で使用することも可能です。

例:COPD、肺炎、肺水腫、気管支喘息、急性心不全など

 

酸素マスクやリザーバーマスクなどでもSPO2が上がらず酸素化が改善されない場合にHFNCを使用します。

★HFNCの効果
  • 鼻腔頭腔解剖学的死腔の洗い流し効果
  • 鼻咽頭抵抗の減少
  • 呼気終末陽圧喚起(PEEP)様効果
  • 気道粘膜絨毛機能の改善
  • 呼吸回数の軽減
  • QOLの維持
★HFNC使用中の評価と対応。切り替え基準

1呼吸状態の観察

  • 呼吸困難感などの自覚症状の有無(努力様呼吸、喘ぎ呼吸)
  • 呼吸回数
  • 呼吸パターン
  • 胸郭の動き
  • 呼吸補助筋の使用の有無
  • 酸素飽和度の変化
  • 血液ガス分析(pH,PaO₂、PCO₂、など)
  • 胸部エックス線写真(無気肺や気胸の有無、陰影の変化)

高流量の酸素が流れるため、圧迫感の有無や口腔内などが乾燥による障害の有無なども観察が必要です。

加湿を常に必要とするため水位不足に注意しましょう

HFNC機器には低圧アラームがないため、SpO₂が低下した場合は、回路外れや破損の有無を確認しましょう。

★HFNCからの切り替え基準

患者の呼吸状態が改善しなければ陽圧喚起(NPPVや気管挿管での管理)へ切り替えます。

※切り替えの目安

呼吸回数30~40回/分、発汗著明、血圧上昇、頻脈、PCO₂の貯留、努力様呼吸、酸素化不良、意識障害

<HFNCからの離脱の目安>

呼吸の安定や病態の改善が見込める場合は、HFNCからの離脱を考えます。FiO₂が30%以下、流量が35L/分以下でも呼吸状態悪化の徴候なく維持できる場合は、通常のマスクの変更が出きるかを医師と相談しましょう。

以上がHFNCの解説でした。

 

 

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