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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

勉強

輸血時の看護~必要な観察項目~副作用症状とは?

輸血前の検査

⑴ABO血液型

血清中には規則的に抗体が存在するため、輸血をする場合にはABO血液型を適合させる必要があります。

⑵不規則抗体スクリーニング検査

輸血を受けた患者さんにおいては、赤血球に対して免疫反応により抗体が産生される可能性があります。赤血球に対する抗体のうち抗A、抗B抗体以外のものを不規則抗体と呼びます。また、まれに免疫反応がなくても抗体が産生されることもあり、輸血予定の患者さんでは不規則抗体の有無を調べる必要があります。

※不規則抗体とは?

赤血球血液型抗原に対する、同種抗体で抗A、抗B以外の抗体

⑶交差適合試験(クロスマッチ)

患者さんと輸血血液の適合性を調べる試験です。実施する目的は①ABO血液型の不適合の検出と②37℃で反応する臨床的に意義のある不規則抗体の検出する。

主試験はドナー赤血球が患者体内で溶血反応を起こすか否かをみるため、必ず実施しなければいけません。

血液製剤のラベルの見方!

患者と製剤の確実な照合

照合は複数で行います。

照合するタイミング 製剤の受け渡し時、輸血準備時、輸血実施時
照合する項目 患者氏名、血液型、製剤名、製造番号、有効期限
照合する資材 交差試験適合票の記載事項、製剤本体及び添付伝票

※急速、大量輸血に適したサイズは16~18Gですが、通常の輸血であれば20~24Gの針でも溶血などの心配もなく輸血ができます。

患者状態の観察

⑴輸血前

  1. 体温
  2. 血圧
  3. 脈拍
  4. SPO₂

⑵輸血中

  1. 輸血開始15分間は急性反応確認のためベッドサイドで患者を観察する
  2. 輸血による副作用と考えられる症状を認めた場合はただちに輸血を中止し、輸血セットを交換して生理食塩液または細胞外液類似輸液剤の点滴などに切り替える
  3. 成人の場合、輸血開始から最初の15分間は1ml/分で輸血する

⑶輸血後

  1. 輸血関連急性肺障害や細胞感染症などの副作用が起こる可能性があるため、輸血後も継続して観察を行う
輸血時の観察ポイント

アレルギー、アナフィラキシー反応

輸血後、蕁麻疹、掻痒感を伴う発疹、口唇や眼周囲の血管浮腫、などの症状を発症することがあります。アレルギー反応が皮膚粘膜にとどまらず全身に違和感や不快感を生じ呼吸器系、循環器系の症状を呈するとアナフィラキシーとなります。

発熱反応

輸血血液中の白血球と患者血液中の抗白血球抗体の反応や、血液製剤保存中に残存白血球から産生されるサイトカインが、発熱反応の要因であると考えられています。

輸血後感染症

輸血によって伝播する可能性のある感染症は、肝炎ウィルスのほかにはレトロウィルス、ヘルペスウィルス、パルボウィルス、スピロヘータ、寄生虫・原虫、細菌などがあります。

★輸血用血液製剤は単独投与が原則です。薬剤によっては凝固や凝集、溶血、タンパク変性など配合変化の原因となります。

★輸血、アルブミン製剤はCV投与はできないのか?

輸血と高カロリー輸液を一緒のルートで使用すると、高カロリー輸液の高浸透圧により溶血を起こしてしまい、CVルートの閉塞やそのほか塞栓症などのリスクがあるためできません。

 

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