" />
  • プロフィール

コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

勉強

血糖値を下げる飲み薬!種類は豊富!仕組みや効果と副作用について

糖尿病治療薬(経口薬)の違い

糖尿病の薬物療法には大きく分けて経口薬と注射薬の2つがあります。

経口薬は大きく分けると8種類あります。

この8種類のうち、配合薬を除く7種類について作用や特徴など解説していきます。

①スルホニル尿素(SU)薬

作用・特徴

  • インスリン分泌を促進し、血糖値を低下させる。
  • 単独でも低血糖を起こすことがある。

副作用・注意点

  • 作用期間が長い為、低血糖が遷延しやすい。
  • 長期間使用していると薬物の効果がなくなることがある(二次無効)。
一般名 主な商品名
グリベンクラミド オイグルコンなど
グりクラジド グリミクロンなど
グリメピリド アマリールなど

※なぜ二次無効がおこるのか?

二次無効に関する明確な原因は解明されていませんが、SU薬を長期間使用しているとβ細胞の機能が低下してSU薬の効果が減弱するのではないかと考えれています。

②速攻型インスリン分泌促進薬(グリニド薬)

作用・特徴

  • インスリン分泌を促進し、血糖値を下げる。
  • SU薬と比較し、吸収及び血中からの消失が速く、食後高血糖の是正に適応である。

副作用・注意点

  • 必ず食直前に内服する。
  • SU薬との併用はしない。
一般名 主な商品
ナテグリニド スターシスなど
ミチグリニドカルシウム水和物 グルファスド
レパグリニド シュアポスト

※なぜ食直前に内服するのか?

グリニド薬の特徴は、服用後15分程度で効果が現れ、約30分で最高血中濃度に到達します。食事30分前の服用では食事開始前に低血糖を誘発する可能性があります。

③ビグアナイド(BG)薬

作用・特徴

  • 肝臓での糖新生を抑制する。
  • 消化管からの糖吸収の抑制、インスリン感受性の改善などにより血糖値を低下させる。

副作用・注意点

  • 発熱時、下痢・脱水などのシックデイ時には休薬する。
  • ヨード造影剤使用の場合は、使用の2日前から2日後までの間、服用を中止する
一般名 主な商品名
メトホルミン塩酸塩 メトグルコなど
ブホルミン塩酸塩 ジベスト

※なぜヨード造影剤使用の場合は中止するのか?

BG薬とヨード造影剤は、併用により入さんアシドーシスをきたすことがあるためです。原因は、ヨード造影剤の投与により一過性の腎機能低下をきたす可能性があり、その結果、BG薬の腎排泄が減少し血中濃度が上昇するためと考えれています。

④チアリゾン薬

作用・特徴

  • インスリン抵抗性を改善し血糖降下作用を発揮する

副作用・注意点

  • 水分貯留を示す傾向があり、心不全患者、心不全の既往者には使用しない。
一般名 主な商品
ピオグリタゾン塩酸塩 アクトスなど

⑤DPP-4阻害薬(代表例)

作用・特徴

  • 血糖依存的にインスリン分泌を促進する。
  • 血糖値の上昇に伴ってインスリン分泌が増加するため、単独投与では低血糖になりにくい。
  • 食前・食後のどちらの内服でもよい。
  • 体重増加のリスクが低い。

副作用・注意点

  • 単独では低血糖の可能性は少ないが、SU薬との併用で重篤な低血糖による意識障害を起こすことがある
一般名 主な商品名
シタグリプチンリン酸塩水和物 ジャヌビアなど
ビルダグリプチン エクア
アログリプチン安息香酸塩 ネシーナ
リナグリプチン トラゼンタ
サキサグリプチン水和物 オングリザ
⑥αグルコシターゼ阻害薬

作用・特徴

  • 糖の吸収を遅らせることで、食後の高血糖を抑制する。
  • 小腸粘膜上皮において、二糖類分解酵素(αグルコシダーゼ)の活性を阻害することで、糖の消化・吸収を遅延させる。
  • αグルコシターゼ阻害薬は食べ物と混在することでその効果を発揮するため、食後内服では効果がなくなる。

副作用・注意点

  • 低血糖時は単糖類であるブドウ糖を摂取する。
  • 食直前に服用する。
  • 腹部症状(放屁、腹部膨満感、下痢など)が出現することがある。
一般名 主な商品名
ミグリトール セイブルなど
ボグリボース ベイスンなど
アカルボース グルコバイなど

⑦SGLT2阻害薬

作用・特徴

  • 近位尿細管でのブドウ糖の再吸収を抑制することで、尿からの糖の排泄を促進する。

副作用・注意点

  • 尿路感染症、性器感染症に注意。
  • 脱水症状に注意。尿中ブドウ糖排泄促進作用により、浸透圧利尿作用がはたらき、頻尿・多尿が認められる。ことがあるため、適度な水分補給が必要である。
  • 皮膚症状(皮疹など)が出現することがある
一般名 主な商品
トホグリフロジン水和物 アブルウェイなど
イプラグリフロジンL-プロリン スーグラ
ダパグリフロジンプロピレングリコール フォーシガ
カナグリフロジン水和物 カナグル

以上糖尿病薬(経口薬)の種類と違いや注意点まとめでした。

似ているようで作用が違ったり副作用も大きくかわるので、臨床では患者さんがどんな薬を飲んでいるのかも情報収集することは大切でしょう。

 

-勉強
-, ,

© 2021 Powered by AFFINGER5