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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

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看護の超基本!心電図の正常波形・異常波形読み方まとめ

心電図とは?

心筋には自発的に刺激を出すことができる細胞群があり、そこから発生する刺激によって心臓のリズムは支配されています。

この心筋細胞が興奮、弛緩するときに発生する活動電位を体表面から記録し、波形として表したものが心電図です。

看護の超基本!心電図の正常波形・異常波形読み方まとめ

P波:心房の興奮を示す小さくなだらかな波

・洞結節に刺激が心房に伝わらなければP波は現れない

QRS波:心室の興奮を示す大きなスパイク波、誘導や疾患により様々な形となる

・電気刺激が房室結節、プルキンエ線維を通過し心筋細胞内に広がったことを示す

・Q波最初の下向きの波、R波は最初の上向きの波、S波はR波に続く下向きの波

T波:心室が興奮からさめる過程を示すなだらかな波

・正常ではR波と同じ向きに現れるが、心疾患や電解質異常で変形する

波形のチェックの順番とポイント!

  1. リズムの規則性か?(P-P間隔、R-R間隔は一定で、P-P間隔とR-R間隔が同一であれば規則的)
  2. 心拍数は正常か?(頻脈100回/分以上、徐脈60回/分以上)
  3. P波はあるのか?(しっかり上向きのP波が出ているか。下向きのP波ではないか)
  4. P波とQRS波は伝導しているか?(P波のあとにQRS波があるか。P-R間隔が正常か)
  5. QRS波は正常か?(QRS波の形・幅は正常か:1.5㎜~2.0㎜、0.06~0.08秒)
  6. STは基線上にあるか?(STが基線より上昇または下降していないか)
  7. T波は正常か?(QRSと同じ方向にでているか)

※緊急度の高い波形

①心室頻拍 VT 緊急度★★★

・QRSに先行するP波がない

・幅の広いQRS波が規則的に出現する

・心拍数は100~250回/分程度の頻拍を呈する

注意:そのままだと心室細動に移行する危険性がある

②心室細動 VF 緊急度★★★

・P波・QRS波・T波は確認できない

注意:脳へ行く血流が途絶えてしまい、失神・痙攣などの症状が現れる

発作性上室性頻拍 PSVT 緊急度★

・P波ほとんど確認できない

・幅の狭いQRS波がある

・心拍数は150回/分以上

・突然始まり、突然止まる

心房細動 AF 緊急度★

・P波がない

・R-R間隔が不整、F波と呼ばれる基線の細かな揺れがみられる

心房粗動 AFL 緊急度★

・P波がない

・R-R間隔は規則正しいことが多い

・F波がみられる

完全房室ブロック 緊急度★★

・P波とQRS波は無関係に出現する

・P-P間隔・R-R間隔は一定である

注意:心拍数は40回/分以下の高度な徐脈を呈し、めまいや失神するなどの意識消失を起こす。心停止の危険性もある。

洞不全症候群 SSS 緊急度★★

・Ⅰ型:正常洞調律と同じ波形、心拍数50回/分以下

・Ⅱ型:突然P波が脱落P-P間隔が延長する

・Ⅲ型:上室性不整脈が停止した後に、数秒間刺激が発生しない

~おまけ~

心臓の電気刺激以外の電気的変化を総称したものをアーチファクトという

※これは電気器具や医療器具のコンセントなどからもれた電流が壁や床の湿気など通って人体に入り心電計に入り込むことで生じる

※これは四肢の緊張・悪寒・振線・不随運動・体動・痰貯留音などで生じる

※体動や呼吸性変動、電極の接触不良、コードが電極から外れた場合などで生じる

 


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