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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

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呼吸不全とは?原因や症状について!『看護に必要な観察点まとめ』

呼吸不全とは?原因や症状について!『看護に必要な観察点まとめ』

呼吸不全とは?

簡単に説明すると酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する流れのどこかに異常がある状態のことをいいます。

呼吸不全にも種類がありⅠ型呼吸不全Ⅱ型呼吸不全があります。

動脈血中の酸素濃度が低い(PAO₂が60Torr以下)と低酸素血症といいます。

外呼吸:外気と肺胞間、肺胞内の空気と血液の間の酸素と二酸化酸素の交換

内呼吸:血液と細胞間の酸素と二酸化酸素の交換

  1. 喚起:外気と肺胞気の移動
  2. 肺胞内のガス分布:肺の中でのガスの広がり
  3. 拡散:肺胞と毛細血管間の酸素と二酸化酸素の交換
  4. 血流:酸素や二酸化酸素の運搬

これらが障害された状態を呼吸不全といいます。

呼吸不全Ⅰ型とⅡ型について

動脈血酸素分圧(PAO₂)が低下した状態をⅠ型

PACO₂に加えて動脈血二酸化炭素分圧(PACO₂)が45Torr以上の状態をⅡ型

(PAO₂が60Torr以下だと酸素飽和度モニターもSpO₂90%以下であり低酸素血症だと分かります。)

呼吸不全時の初期アセスメント

視診

  • 呼吸状態(呼吸回数、深さ、リズム)
  • チアノーゼ(口唇、四肢抹消)
  • 浮腫(全身性の浮腫は心疾患、腎疾患、肝疾患を示唆し局所的な浮腫は四肢の深部静脈血栓症などを考える)
  • 頚静脈の怒張(中心静脈圧の上昇を示唆し、心不全と関連している可能性がある)
  • 胸郭の形状(胸郭の変形は呼吸不全の原因となることがある)
  • 呼吸補助筋の使用(胸鎖乳突筋や斜角筋などの頸部の呼吸補助筋の使用を観察する)
  • そのほか(奇異呼吸:呼吸時に胸郭が上がらず腹部が上がる、呼気時に逆の動きをするシーサー呼吸・呼吸時に鼻孔が広がる鼻翼呼吸を観察する)

 


触診

顔面や下肢の浮腫腹水などをみます。胸水貯留や気胸の場合には声音振盪(発生の時に声の響きが肺を介して体表まで伝わる現象)が減弱したり消失することがあります。


打診

胸水や腫瘍などにより、正常では空気を含んでいる肺や胸膜腔の含気が低下すると、打診にて濁音となります。また気胸の場合には正常音よりも打診音が大きくなります。


聴診

  • 呼吸音の減弱・消失
  • 呼吸音の左右差

副雑音:連続性ラ音①いびき音(太い気管支の狭窄や痰の貯留)②笛声音(喘息による細い気管支の狭窄)

断続性ラ音①捻髪音(間質性肺疾患、肺線維症)②水疱音(心不全、肺水腫、肺炎、気管支拡張症)


動脈血ガス分析

<動脈血酸素分圧PaO₂>

正常値は90~100Torrです。空気吸入下PaO₂が60Torr以下だと呼吸不全とされます。

<動脈血二酸化炭素分圧PoCO₂>

正常値は35~45Torrです。PaCO₂の上昇は低喚起、発熱などによるCO₂産生の増大などで生じ、PaCO₂の減少は肺胞喚起量の増加、低体温などによるCO₂産生低下などで生じます。

<水素イオン指数:pH>

pHは生体における酸塩基平衡を評価するもので正常値は7,35~7,45です。

PaCO₂は呼吸性因子HCO₃⁻は重炭酸イオンといいます。

PaCO₂上昇→pH低下:呼吸性アシドーシス

PaCO₂低下→pH上昇:呼吸性アルカローシス

HCO₃⁻低下→pH低下:代謝性アシドーシス

HCO₃⁻上昇→pH上昇:代謝性アルカローシス

呼吸不全患者の主な検査

血液検査(動脈血ガス分析、貧血検査)

放射線検査(胸部エックス線、胸部CTなど)

※CT検査ではエックス線ではみえにくい気胸や間質性肺炎などの線状網状陰影を明瞭に判別できる

12誘導心電図心エコー(心疾患か肺疾患かを判別するため)

などが呼吸不全のアセスメントや検査なります。

呼吸不全がわかれば人工呼吸器の導入を判断します。

呼吸器については今度しっかり書きます。ご視聴ありがとうございました。


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