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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

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カテコールアミンとは・・・作用と特徴について

カテコールアミンとは・・・作用と特徴について

カテコールアミンは主に、脳・副腎髄質・交感神経系に存在する生理活性物質です。これらは生体を活性化する方向に働き瞳孔散大・心収縮力や心拍数の増加・血糖上昇・筋血流増加・末梢血流低下などが起こります。

作用機序について

脊髄からの命令が神経の末端まで到達すると、神経伝達物質が放出されます。放出された神経伝達物質は各組織の表面に存在する受容体と結合し、組織では脊髄からの命令に応じた反応が起こります。

作用する交感神経にはα作用・β1作用・β2作用があります。

★α作用:末梢血管収縮
★β1作用:心収縮力増大作用
★β2作用:末梢血管拡張作用
         

カテコールアミンの種類と特徴

 

ドパミン(略語DOA/商品名:イノバン・カタボン)

α作用が優位で血圧上昇効果とβ1作用もある程度効果があるという特徴があります。また、腎動脈や腸膜間動脈を拡張させ腎血流量と腹部内蔵血流が増加します。また近位尿細管におけるナトリウム再吸収を低下させることでナトリウム利尿を起こします。腎血流量とナトリウム利尿によって尿量は増加します。

 

臨床ではどんな時に使うのか⇒低血圧による臓器血流を改善する目的で使います。急性心不全では中等量のドパミン使用により血圧と心拍数は上昇します。これに伴い心臓酸素消費量が増加するため心不全の症状を悪化させるリスクがあり注意が必要!
ドブタミン(略語DOB/商品名:ドプトレックス)
β1作用が優位なカテコールアミンです。心筋の酸素消費量を増大させないため血圧や心拍数はそれほど変化しません。心収縮力増大作用のみ発揮するので心不全に効果的です。
ノルアドレナリン(略語NAD/商品名:ノルアドレナリン)
β1(心筋収縮力増大)作用に加えてα(末梢血管収縮)作用が強く血圧上昇効果を発揮します。
臨床ではどんな時に使うのか⇒ショック状態により血圧低下をきたした場合に使用します。敗血性ショックでは適切な輸液負荷を実施しても循環動態の改善がみられず、昇圧剤を使用する頻度が高いです。敗血性ショックにおける第一選択はノルアドレナリンが推奨されています。
アドレナリン(主な商品名:アドレナリン・エピペン)
副腎髄質から分泌される内因性カテコールアミンです。強力なβ受容体作動薬ですが、容量の増加に伴いα受容体も活性化します。投与量に応じて心拍出量を増加させることで血圧上昇効果を発揮します。
皮膚血管:収縮作用が優先するため、局所に投与すると皮膚血管が収縮し止血作用を示し、鼻・口腔粘膜の充血・腫脹を抑制します。
気管支筋:弛緩作用を示し気管内投与により気管支を拡張させて呼吸を改善します。
臨床ではどんな時に使うのか⇒アナフィラキシーショック・心停止・急性低血圧の補助治療に使用します。①心停止:3~5分ごとに1㎎を静脈/骨髄路投与(小児では0.01㎎/kg、1㎎を上限)②急性低血圧:0.01~0.3μg/kg/分を静脈注射を行います。また、小児での敗血性ショックでは、昇圧剤の第一選択はアドレナリンとなります。

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