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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

勉強

えっ酸塩基平衡とはなに?~本当はすごい体のしくみと看護について~

酸塩基平衡って学生で習うけど、何回勉強してもアシドーシスやらアルカローシスやらがごっちゃになって分からなくなります。結局どっちなの?ということを振り返りもう一度覚えなおしていきましょう!

 

えっ酸塩基平衡とはなに?~本当はすごい体のしくみと看護について~

 

まずは体のしくみついて!

人間の身体は知らぬうちに肺(CO₂)と腎臓(HCO₃-)で調整されています。しかも微妙な範囲のなかで維持されていまして、常にpH7.4±0.05の範囲の中で勝手に調整しながら生きているのです。

pH7.35~pH7.45の間を維持しているのが『酸塩基平衡』というのです。

酸と塩基が平衡に調節されているpHは重炭酸イオン(HCO₃-)と動脈血の二酸化炭素分圧(PaCO₂)によって決まります。

このバランスが乱れてしまうことで体に異常が生じます!

ではこの酸塩基平衡とはどのように調整されているのか?

人間は酸素や栄養素であるブドウ糖を利用しエネルギーを生み出しています。その際に一緒に作り出されるのが水素イオン(H⁺)です。この水素イオン(H⁺)のせいで人間の身体は酸性に傾こうとしますが、人間はこのH⁺ををCO₂に変換して呼気から排泄したり、尿から排泄して酸塩基平衡を保っています。

腎臓ではHCO₃-という酸を中和する塩基を作り排泄して調節しています。

アシドーシスとアルカローシスについて

血液のpHが7.35未満になった状態をアシデミア(酸血症)といい、この働きをアシドーシスといいいます。

pHが7.45以上であれば、アルカレミア(アルカリ血症)といい、アルカローシスといいます。

CO₂は血液に溶けると酸性になります。PaCO₂はが上昇するとアシドーシスになり、HCO₃-が上昇するとアルカローシスになります。

ではこのアシドーシスやらアルカローシスになってしまう原因とはなにか?

簡単に言えば呼吸に異常がある場合は呼吸性、それ以外の原因(腎臓のなど)は代謝性に原因はわかれます。

 

呼吸性アシドーシス

呼吸性アシドーシスはまずは肺炎やそのほか呼吸器疾患などで呼吸に異常があった時!

CO₂の呼出が障害され、血中のPaCO₂が溜まります。すると身体の中ではどんどん酸であるH⁺を作り酸性(アシドーシス)に傾きます。そこで腎臓では酸を中和するHCO₃-を作り、余分のH⁺(酸)のみを尿で排泄して調節します。(腎性代償)

(CO₂は血中に溶けるとH⁺(酸性)を増やす働きがあります。)

しかし急激に悪化し酸塩基平衡のバランスが崩れた場合は、この腎性代償が働くのも数日を要するため代償することは不可能です。

呼吸性アルカローシス

呼吸性アルカローシスは過換気症候群や激しい痛みなどで呼吸が促進された場合などで過剰な喚起によりCO₂が以上に呼出されH⁺が減少しアルカリ性(アルカローシス)に傾きます。ここでも腎臓は逆にHCO₃-(アルカリ性)の排泄を促進する腎性代償が働きます。

代償性アシドーシス

腎不全によるH⁺の排泄障害や、下痢などでHCO₃-の喪失(膵液などには多くのHCO₃-が含まれています)によって酸性に傾くことを代謝性アシドーシスといいます。また糖尿病でケトン体や循環不全により乳酸などの酸が多量に体内で増加した際にも代謝性アシドーシスといいます。

これに対しては過剰なH⁺を排出するために呼吸が促進され(呼吸性代償)PaCO₂は低下しHCO₃-も減少します。

代謝性アルカローシス

胃液(多量にH⁺を含んでいる)の喪失や低カリウム血症などの際は代謝性アルカローシスといいます。これに対しては減少したH⁺を補充するために呼吸は抑制され(呼吸性代償)PaCO₂は上昇し、HCO₃-も増加します。

※低カリウム血症ではなぜアルカリ性に傾くの?:細胞内に多量に含まれるK⁺が低カリウム血症を補充するために細胞外に出て、その代わりにH⁺が細胞内に入るためです。

 

 

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