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コタツ

現役看護師(男子)です。人生を働くだけで終わらせたくない!40代〜50代でFIREを目指すために株の投資とブログ始めました。ブログで成功したらすぐ看護師辞めます。

勉強

⑶12誘導心電図の読み方って?どう読むの?心電図てどうみるの?ST波について

まずはこちらから

⑴12誘導心電図の読み方って?どう読むの?心電図てどうみるの?P波について
⑵誰か教えて!看護に必要な心電図てどう読むの?QRS波について

今回はST部分を理解していきましょう。

QRS波の終わりからT波の始まりまでが、ST部部分です。

ST部分の上昇や低下から病気をみつけましょう。

 

STの上昇を読み取ること

正常ではST部分の高さ基線に一致しています。

STが上昇をきたす代表的な疾患

  • 心筋梗塞
  • 早期再分極
  • 急性心膜炎
  • 心室瘤
  • 急性脳血管障害
  • 冠攣縮性狭心症の発作時
  • Brugada症候群
  • 急性心筋炎
  • 左脚ブロックなど

★健常者でもわずかなST上昇を認めることがあり、これを早期再分極といいます。臨床ではかなりの頻度で早期再分極に遭遇します。

下に凸型のST上昇、左右非対称のT波の増高をみつけ、無症状で経時変化がなければ、健常者にみられる早期再分極です。

 

 

ST上昇で虚血性心疾患に注意

 

冠攣縮性狭心症は、安静時には冠動脈が痙攣して胸痛発作を起こし、心電図では発作時にST上昇を認めます。深夜から早朝にかけて安静時に10分間以内の短時間の胸痛とともに一過性のST上昇の所見を認めたときは、冠攣縮性狭心症の発作が強く疑われます。

★一般的な労作性狭心症の発作時にはST低下を認めますが、この冠攣縮性狭心症の発作時にはST上昇を認めるのが特徴的です。

急性心筋梗塞はこわい!超急性期

急性心筋梗塞は、冠動脈が詰まって心筋が壊死を始めると、激しい胸痛が持続し、心電図はST上昇をの所見が現れます。冠攣縮性狭心症とは違い、ニトログリセリンの舌下投与では治らず、胸痛は時間と共に増し、STも上昇します。

急性心筋梗塞を発症すると、まずT波がとがってきます。発症から一時間位すると、ST上昇があらわれ、その後しだいにR波が減高Q波が描かれ翌日以降にはST上昇は改善、冠性T波(左右対称のT波)があらわれます。

ST低下を読み取りましょう

労作性狭心症や不安定狭心症といった狭心症の患者さんが、胸痛などの虚血発作を起こしたとき、心電図ではST部分が基線より低下します。

ST低下をきたす代表的な疾患

  • 労作性の発作時
  • 不整脈
  • 心筋炎
  • 肺塞栓
  • 過呼吸
  • ジギダリス効果
  • 左室肥大
  • 心膜炎
  • 冷水飲水
  • 急性脳血管障害など

虚血が改善し、胸痛発作が消失するとST低下の所見もなくなり、ST部分は基線と同じ高さにもどります。

水平型・下降型のST低下をみつけたら(狭心症の発作時)

水平型・下降型のST低下をみられたら、まずは狭心症の発作を疑います。

洞調律で、Ⅰ、Ⅱ、V2-6誘導に水平型、下降型のST低下の所見がみられます。

 

 

以上今回はST部分について説明しました。次回はT波について説明します。

 

 

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